2014年1月15日

SAP 販売管理、品目提案(Material Determination)で学んだこと

この記事ではSAP の販売管理(SD)で私が学んだ品目提案についてご紹介しています

品目提案:Material Determination (品目決定という日本語訳ではない。)

同じ商品でも、見た目が違うものというものがある。例えば12月の間はクリスマスバージョンのパッケージを販売するとか、夏の間はキャンペーンの応募用紙がついたパッケージを販売するとか。そういうのをコントロールする。
これを制御するのが、Determining materials(品目変換)という機能。
入力した製品に対し、Substitute material(代替品目)を指定してくれる。


他にも、「このお客は商品Aしか受け取らない」というのを定義したり(特定のチェーン店向けのデザインとかかな)もできる。

Automatic Product Selection(自動商品決定?)という機能では、期間によってどの代替品を使うか決めたり、複数ある代替品のどれを優先的に使うか、などの設定ができる。

品目提案は、コンディションテクニック(Condition Technique)こと条件テクニックで定義された順番で品目を決めていく。日付などの情報をもとに、順に関連テーブルにアクセスしていって、最後に品目を決める。

Material Listing(品目制限)は、特定の商品を受け付けないようなお客を登録しておく。(お菓子メーカーがセブンイレブンにローソン向けのパッケージを出荷したら問題とか、そういう感じか)


クロスセリングは、1点購入したお客に対して、関連商品を勧めること。クロスセリングの設定を行っていると実施できるらしい。

動的品目提案という言葉も覚えておくころ。



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実装する際の手順など

Material Determination(品目提案)は、マテリアルマスターではなくて、Material Determinationというマスタに登録することになる。T-CodeはVB11(Create)

1商品につき1つの代替品しか登録できないように見えるが、1つの品目に複数の代替品目を設定することもできる。その場合は、とりあえず1つの代替品を入力した上でAlternative Materialsボタンを押せば、1つの品目に2つ以上の代替品を設定できる。

Listing/Exclusion(品目制限)も同様にMaster Dataで行う。品目提案の並びに「Listing/Exclusion」
T-CodeはVB01
リスト制限はA001、除外はB001。掲載しているもののみOKなのがリスト制限で、禁止リストが除外。





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